アリィー/クロノビューティカラーチューニング 01
アリィー
クロノビューティカラーチューニングUV 01
- 評価:★★★★☆☆☆
- テクスチャー:固めジェル
- 仕上がり:少しツヤ寄り
- 付け心地:SPFが高いわりには重くない
- カバー力:あまりない
- 色補正力:トーンアップがそれなり
- 持ち:良い
レジャー用に購入です。
ファンデーションいらずの下地って売りと、評判が良さそうなので気になっていました。
日焼け止め効果が高いので遊びに行く前の日に買いに行って、本当はベージュのカラーが欲しかったのですが売り切れで。
暑い中でドラストのハシゴをするのも嫌で
使い切るかもわからないしって思って、思い切ってむしろ普段は選ばないパープルを購入しました。
なんかパープルって顔色が悪く見えるイメージでしっくり来ないんですよね。
そんなパープル下地ですが、色味的には思っていたよりも馴染みました。
そもそも今年の私は例年に比べて焼けていないのが理由かな。白浮きしづらい。
あとは年齢とともに黄ぐすみって言葉がわかるようになってきた気もするので、それも理由かもしれません。
それでもまだまだ人よりは赤めの肌なせいか、紫だと焼けてなくても
赤みが透けてパーンとした明るさがない気がしています。
トーンアップはするし、多少の色ムラ補正はできるのでまぁまぁ満足はしているのですが。
ただ、使い方には1、2センチってあるのですが
使いすぎるとカバー力は上がりますが、白浮きしやすいので注意。
私には2センチは多すぎます。顔には、1センチちょっとをキレイに伸ばすくらいが丁度いい。
ベージュだったらもっと満足できたのかな、とも思います。
ベージュもサンプルはあったんですが、手に付けた感じはトーンアップ効果には大差なかったんです。
色の効果はわかりにくくて、まぁパープルにしたんですが
手と顔じゃやっぱり雰囲気が違うので、このあたりドラコスのコスメの難しいところですね。
ちなみにもう1色のアプリコットは手では馴染みすぎて補正効果がわからなくて、ノーファンデで使えるか自信がなかったのでやめました。
テクスチャーは、ちょっと固めの重めです。
ジェルならもうちょっとみずみずしさが欲しいのが本音。
伸びは地肌の状態に左右されがちですね。
ちゃんと保湿していれば伸びは良いけど、わりと密着までが早いからか
地肌の状態が悪い(乾燥気味)と伸ばし切る前にぴたっとしてしまって量が増えて、白塗りになりやすいので注意って感じでしょうか。
こちら自体に潤い感が足りないと思うので、肌への負担的にもしっかり保湿するのが正解だと思います。
密着した後すぐはちょっとペタペタしますが、わりとすぐにサラっと感じます。
皮膜感はありませんが、密着した感じはあって潤いが足りないと突っ張るような気がします。
結局、私はこれ1つじゃ少し心もとなくてコンシーラーは重ねましたが
下地として肌の凹凸をなくす感じもわりと感じます。
毛穴も目立たなくなります。
持ちは良かったです。
半日外の日はさすがにテカりましたが、かなり汗をかいたのにデロデロしなかったのは優秀です。
一時的に付けたマスクにも色移りしてなかったと思います。色的にわかりにくい可能性もありますが。
ちなみにその日は感触的に乾燥が怖かったので、皮脂防止下地もなしで、です。
本当に鼻やおでこの崩れやすいところはこれのみで乗り切って、クマや頬のシミだけ+コンシーラーってくらい。
アリーの汗や皮脂に強いイメージ通りでした。
ただ乾燥はやっぱりしました。
普段使ってみても、レジャーの日も。
私の水分をちょっと持っていかれてるんじゃないだろうか。
カバーされていなくて水分が飛んでいく乾燥の仕方とも、ちょっと感覚が違うんです。
ストレスで皮脂が増える感じでもないし。
なんかこちらを塗った時にぴたっと密着する感じがあるせいか、こちらの水分が飛ぶ時に私の水分も持ってかれてるって感じるだけでしょうか。
だからなのか、化粧直しの重ね塗りがちょっと苦手でした。
化粧直しでまた水分が飛んでいくような。
2回目はどうしても少し乾燥したところに重ねるので、厚塗り感もでやすい。
なのに日焼け止め効果を継続したいので塗らなきゃっていう。
外で汗をかいた状態だと伸びも悪くなるし、悪循環ではあります。
レジャーの日に至っては、顔はしっかりケアをしていたのでまだマシでしたが、首では乾燥がすごいわかりました。
首もいつもよりは保湿ケアをしたつもりだったのに、皺が目立ちました。
特に荒れはなかったのですが、アトピーの関係なのか首の皮膚が弱めなので
念のためそれから首には使わないようにしています。
顔は乾燥よりも、毛穴詰まり系の肌疲れがあり。
毛穴が結構フラットになるから、入り込んだ分が落としきれないのかも。
ただ個人的には固めのクリーム下地でありがちなのでそんなに気にしません。
そんな時にはオイルクレンジングで浮かせて落とせばいいって開き直っています。
あとは下地としても使えるってことで、日常使いで上からパウダリーファンデも試してみましたが、
乾燥よりな質感のせいで、スポンジ塗りで滑らかに乗せられずに
粉っぽく仕上がってしまうように感じました。
私の手持ちでカバー力を高めたいなら、保湿力が高いコンシーラーを部分塗りくらいが良さそうです。(現在リキッド、クリームファンデを持っていません)
あとは筆でパウダーを使うなら、カバーよりも光で飛ばす系だったら許容範囲ですね。
崩れないのでレジャーには良かったけど、日常使いまでにはなりませんでした。
こちらに限らず日焼け止め効果が高い下地との相性が良くなく、選ぶのに苦戦しがちです。
レジャー用ならそんなにカバーや重ねやすさとかよりも、焼けないこととお手軽なこと重視って考えで評価は★4です。
またがっつり日焼け止めが必要な日があれば使用します。
あとは今年、体用の日焼け止めに透明のジェルのを使っているので
たまにトーンアップしたい時に腕には使っています。
腕も腕で毛孔性苔癬、いわゆる二の腕のブツブツがあるのでトーンアップ効果が欲しい時もあるので。
変な体用よりも服にも付かなくてむしろいいかもって最近感じています。
夏場でもがっつり保湿が必要になるのが手間ではありますが、許容範囲です。
もう年をとって色々と経験で慣れてきたけど、肌の初期値の悪さが
下地やファンデ選びで苦戦する原因なので、嫌になりますね。
話は脱線しますが
こういうのを書いていると、改めて化粧品の成分を気にした方がいいのかって考えるんですが(肌荒れの時にも昔から考えはしてるけど)
なんだか成分を気にし始めたら色々とトライできなくなりそうで、毎回、頭に過ぎっては掻き消してます。
ま、悩みが多いからこそレビューで書くことがあると思って割り切ります。