キャンメイク/パウダーチークス
パウダーチークス PW39
- 評価:★★★★☆☆☆
- 発色:普通~弱め
- 粉質:さらさらしっとり系
- 持ち:それなりにあると思う
- 付属ブラシ:コシがあってたまにチクっとする
チークの断捨離です。
チークを色々試すならプチプラが一番。過去に別色も試していたキャンメイクのチークです。
粉質はサラサラでしっとり。オイルインの作りみたいですね。
発色は特に良くもなく悪くもなく思っています。
色にもよるとことがありますので。
この色はちょっと弱いような気もするけど、色的にはこんなものかな、と納得する程度。
わりと乗せたところに多めに付いて、さっと乗せるには境目がわかりやすい気がします。
付属ブラシはわりとコシがあって、小さいわりには毛量も十分なのですが
その分、くるくるぼかす時にたまにチクっと痛みを感じることがあります。
色はPW39のスミレパープルです。
もう有名になりすぎた色な気がします。紫チーク。
単体で見ると結構青味のあるピンクなのですが、付けると赤味が増す気がします。
ただ、レビューの為に何回か指で重ね付けをしましていると、やっぱり濃くするとちゃんと元の色味に近づきますね。
あとは腕の方が赤味の少ない肌だからかな。
この色に限らず、このシリーズは若干の透け感を感じますので
元の肌色に左右されやすいのかもしれません。
セザンヌのチークもそうですけど、値段のわりに質が悪いってことはありませんので
気になる色味があったら試してみるって位置づけです。
実は手元にはPW38ってカラーもあるのですが、こちらは廃盤のようなのでレビューはなし。
以下は、こちらのチークのレビューってより、紫チークの愚痴です。
私、紫チークの正解がわかりません。
コスメ迷走人生から抜け出したくて30才くらいでパーソナルカラー診断を受け、セカンドなしのブルベ冬ということで
コスメも色々と入れ替えました。
その頃はまだここまで色んなコスメがパーソナルカラー別に分類なんてされてなかったんですが、ある程度はありまして。
それで鉄板に言われていたのが「ブルベには紫チーク」ってことで。
ただ似合う気がしなくてそれでもスルーしていましたが、何年かしてついに買ったんですよ。
最初はこちらではなくて、クリニークのパンジーポップだったんですけども。
でも感想としては、芋っぽさに拍車がかかるってことでした。
色んな風に試してはみたんですが、何故か芋っぽさに拍車かかる。
原因の予想としては、まず元の肌が赤みがあること。
紫チークをするとまず紫には発色しないんですよ。
元の赤みを強調してピンクに発色するんですが、これが透明感なのかわからず。
自然と火照ったような感じは出ますが、それは透明感なんでしょうか。
個人的には透明感はない方があるんじゃないかと。
それ以外の原因としては面長であること。
色んな塗り方をしてみたけど、紫チークは締まりがでないからでしょうか。
そんなわけでいつもの通りに迷走する中で、パッケージを汚してしまって(私が購入したのは限定のパレットだったので、汚れを拭き取れなかった)
テンションが下がってしまったので断捨離したのですが。
それでもその後に「紫チークはこう使うといい」みたいなのを見てまた欲しくなって、試行錯誤のためにまたこのキャンメイクを買いました。
ま、また使いこなせなかったんですけど。
こういう感じが、私が10代の頃に言われていた「誰にでも似合うベージュアイシャドウ」に似てるなって、ふと思いました。
ギャルやえびちゃんとかが流行っていた時代。
特に私は焼けやすい肌で、当時はアトピーの肌荒れで連日の日焼け止めが濡れなく
色黒に分類される肌色だったんですが、もうそれだけで
ベージュは誰でも使えるから、肌に合うのはって茶色やオレンジばっかり勧められる時代。
そこでわけがわからなくなったのを引き摺って、ようやく受けたパーソナルカラー診断で色味の納得がわりとついたのですが
次は顔による似合う似合わないがわからなくなってきました。
これの代表が紫チークな気がする。
リップで私がありがちな「唇が分厚いからブルべ冬色のぱきっとカラーが重くて似合わない」なんてのはわかりやすいからいいんですが、
こういう原因がはっきりしない「なんとなく似合わないことがわかる」っていうのが気持ち悪いです。
今は色んな情報が出回ってて便利ではあるんですが、結局自分に合う情報がどれなのか試すまでわからない。
迷走するのも楽しいんですけど、迷走しすぎてたまに疲れるなって話です。