コスメデコルテ/アイグロウジェム
コスメデコルテ
アイグロウジェム PK-880&PK-885
- 評価:★★★★★☆☆
- テクスチャー:ぷにぷにしてスフレみたい
- 発色:色にもよるけど、そこそこ
- 持ち:よい方だと思う
- ヨレ:多めにつけるとあり
- 香り:フローラルな香りがあり
個人的にベストコスメやレギュラーコスメには入らないんだけど
私のメイク収納に何年も、もしかしたら10年くらい居続けているアイシャドウです。
こんなに売れ続けているアイシャドウに失礼ながら、個人的には朝寝坊の時用アイシャドウという感じなんです。
そこに行き着くあたりの理由も含めてレビューしていきます。
まずテクスチャーは、ぷにぷにしたスフレ感のある感じですね。
指でくるくると取ってもべたっと付くことはありません。
伸びはそこまで良くないです。
密着力はまぁまぁ。
ジュレなんだけど、塗ったあとは結構サラっとした仕上がります。
なので他のシャドウのベースにもあまり使いません。
ラメのホールド力が上がるわけでもないから。
ただし、厚塗りになると2重のシワに溜まりがちなのでちょっとだけ注意が必要かもしれません。
発色はそこそこです。
色の濃さで多少の差はあるけど、どれも濃く発色させてキレイなイメージもなく。
グラデーションは緩やかにできるって感じでしょうか。
薄すぎても濃すぎても個人的にはイマイチで、わりとこちらのストライクゾーンは狭いように思っています。
持ちもそれなりにいいです。
厚塗りすると時間が経つとヨレますが、そうじゃなきゃ密着しているので汗をかく時でも気になりません。
ただ触っちゃうとわりとパールだけが飛ぶ気がしています。
マットタイプもあるようですが、私が使ったことのある色は全部細かいパール入りでした。
よくこちらを濡れ艶感があると紹介されているのを見ますが、私は正直濡れ艶というにはパールが弱い気がします。
腕でがっつり色を見せるほど、目には塗らないですからパールもこんなに目立たないです。
色によってなんでしょうか。
個人的にはパールも近づかないとわからないような、あまり主張がないお上品なイメージです。
それでなんで朝寝坊時用になるかなんですけど
さっきこちらは薄すぎても濃すぎてもイマイチだと買いましたが、
なんか1度これくらい付けるって思ったらもうなんかそれで楽なんですよ。
使い方も、ブラシで付けてもシリコンチップで付けても指で付けても
ストライクゾーンが狭いから、他に比べて対して差がないように思えるんです。
指を突っ込んでも取れ方に問題はないし、そのまま指を左右に動かしてチャチャチャって付けてもそれなり。
シリコンチップだとちょっと多めに取れがちですが、結局キレイな厚さにするのに指で均せばそれなりに。
筆でやったからってキレイなグラデーションになるわけでもなく。
それなら1番楽な指でやっちゃう。
しかもこちらは厚塗りになると2重幅に溜まりがちと書きましたが
それ故にあまり重ね塗りもしにくいんです。
だから使っても2色。
それも時短になります。
かと言って、時短してもそれなりにはなるんです。
それなりってばかりじゃ失礼かもしれませんが、特化したいいところがある訳じゃないし、やめちゃくちゃ好みにハマるわけでもないけど
それでもこっちの雑でさに比べたらいい仕事をしてくれます。
メイクってやっぱり手をかければわりとどんなアイテムでも、肌に合わないを抜かせば使えないってことは少ないと思うんですよ。
肌への乗りが悪くてもスキンケアを頑張って、合うツールを使って、乗りすぎるならあとからフラットにさせればいい。
落ちやすくても仕込みを大事にして、発色が悪くてもベースをしっかりして、とやっていけばいい。
でも毎日そんなに頑張れない。
だけどやっぱりやるかやらないかで差が出るものが多いと思う中で
頑張っても頑張らなくてもそれなりで変化が少ないって凄いんじゃなかろうか。
なので私は、最初に使って正直期待した程じゃなかったんですが
「時間ないからこれでいいや」の積み重ねでずっと常に2〜3色手元にあるっていう感じです。
今あるやつも10個いくかいかないかくらいのリピート品です。
年数使っていると、表面が乾いてくるので
乾いたら捨てて、何かのついでに買い足しって感じでやっています。
一応1つ前のと被るとつまらないと思いつつ、あまり遊び心を出さずに使いやすい色ばかりを選んでいます。
ま、そのあたりは元のラインナップからしてそんな感じなんですけども。
今の手持ちの2つもピンク系で使いやすいです。
PK-885は明るいピンク。薄くてピンクやシルバーのパールが煌くタイプ。
PK-880はボルドー系で、アイシャドウ単体だと青味もわかりますが
顔だと赤茶っぽい色に見えます。
この色の変化がありがちなのできにしませんが。
パールは赤とかシルバーなんじゃないかな。
今は中間色がないんですけど、このアイシャドウは中間色一個で仕上げるのが一番楽です。
途中でリニューアルしたけど、同じようなのばかりになるから、ちょっと外したランナップでこの2色ってくらいに
使いやすい色ばかりを選んでしまいます。
お恥ずかしい話、私は年々朝寝坊をしがちになってます。
それも完全アウトじゃなく、ギリギリ頑張ればなんとかなるくらいの。
多分体がもうついていかなくて、無意識に甘えているんだと思います。
そういう時に「これでいいや」がある安心感。
このアイシャドウ2色をサササっと塗って、ビューラーだけすれば目の化粧感は出るから。
だからこういうものがお守り的にあると、生活が気楽になって助かります。
たぶんまた、新しくする時期がきたら買いなおします。
一度も使いきれていないことだけが微妙な気持ちになります。